福祉美容を知識だけで始めることは非常に難しいことだと自分自身は経験上常に感じています
その中で福祉美容での体験、体感、感覚的要素を簡単に僕なりに説明させていただきます
福祉美容体験とは?
「体験」は、自分が実際に自分の目で見たり、耳で聞いたり、実際にやってみたりして身につけたもののことを言うと思います
サロンワークでも理美容師がスタイリストになるためには必須ですね
逆に幾ら新しいことをやっても、自分が何をしているのか?またわからないままで、意識していない状態は「体験」とは言えないと思っています
頭の中で考えたり推測したりするのではなく、現実で自分の身体(手、目、耳、鼻、言葉、感情) などを使ってやってみた結果、それを意識したり考えたり、言葉で表現できる様になった時に使われます。
実際に自分がそれをやっているという認識があり、記憶に残る時に使われるのが体験ではないでしょうか?
今はコロナによって中々実習に参加できていない方々には本当に申し訳なく思っています🙇♂️
それから地方の方々にも是非参加していただきたいと思っていますが…(アロハcwb福祉美容スクール受講者)
福祉美容での体感とは?
福祉美容での体感は、「身体が受ける刺激に対する反応のこと」「皮膚や内臓などに加えられた刺激による感覚のこと」です。
難しい言葉ですが、これは実際に福祉美容を体験した後に感じられることです。
いきなり体感を感じれる方は少ないでしょう。しかし実際に触れ合ううちに体で感じる!
それこそが体感となります。すでに福祉美容活動をされている方や、体験済みの方はなんとなくわかると思います。
そのなんとなくが凄く大事で、体感に変わっていきます。
「体感」は、自分の身体で行動して実際にどの様に自分が感じるか?人によっても感じ方は違うと思いますが
体感は、感覚を表す言葉であり、「暑さ・寒さ・痛み・かゆみ・渇き・振動・スピード」など、知覚神経を使って感じたり、「楽しさ・悲しさ・怒り」などの感情も含まれます。
私の場合は病室や在宅であれば相手のお宅、施設も同じですが、全く違うのです
例えば、101病室と、102病室では違うのです
どの場所で福祉美容をするかによっても、何かをやって認識するというのは「体験」であり、それにより身体にどの様な反応が生じたか、という点が「体感」になると考えています
これは、サロン内でも同じ事で空間は同じでもお客様一人一人では全く違ってきます
普段から、サロンワークの中で感じる理美容師さんもいらっしゃると思います
このことがわかってくると、福祉美容での一つの武器となります
「体験」と「体感」の違い!
「体験」は、「実際に福祉美容をやってみて認識・記憶をして受け止めること」です。
「体感」は、「実際の現場で生じている自分や相手の身体の捉え方の反応のこと」だと思います
簡単に言うと、「体験は実際にやってみて記憶すること」、「体感は実際にやってみて感じること」
この違いは凄く重要です。私も30年福祉美容に携わっていますが、今でも正直難しい部分です
感覚について(個人差はあります)
みなさんは五感という言葉を聞いたことはあると思います。福祉美容での感覚と似ているぶあはあります。決してシックスセンスではなく、スピリチュアル等でもありません😅
ただ長く福祉美容にら携わっていると、相手の言葉(話せない方もいます)でなく、感情を受け止められるか?られないか?
決して認知症だけでなく、子どもから高齢者で意思疎通が難しい方々もいます
その時は、言葉で理解するよりも相手が発した言葉や表情などで受け止めることができるかどうか?
わかりやすく言うと、素直に目の前の相手の起きていることに対して、素直に何を感じているか?
見ないふり・聞こえないふりのように、自分自身の感じることに嘘をつくと、勘は鈍っていきます
コミュニケーション能力が固い人とは一体どのような人でしょう?
相手の話をよく聞く人、相手の気持ちを想像出来る、相手の心を分かれる人、自分の想いを伝えられる人!
それは、人間に本来備わっている“五感”を素直に感じ、第六感(スピリチュアルではない)
視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚を素直に感じていますか?
見ているけど、見ないふり。
聞こえているけど聞こえないふり。
触れた方がいいことに触れない。
自分自身が感じたことに正解も不正解もありません。
ただ、コミュニケーションには必ず“相手”が存在します。
相手が一体、本当は何を考えていて、
相手が一体、本当はどう感じていて、
相手が一体、本当は何を望んでいて…
私は福祉美容活動の際は、ボランティアであれ、相手が子どもであれ、精神疾患の方であれいつも気をつけている部分であり、これは相手一人一人に寄り添うことだと思っています
自分のことしか見えなくなると、相手のことを考える余裕がなくなり、相手の感情がわかなくなってしまいます。それは必ず相手に伝わっています
たとえ、喋れない方どあろうとも!私も最初は相手がみれずに淡々とカットをしている時がありました。
しかし、体験、体感を重ねるうち相手の感情を多少?感じられるように、なりました
“勘”いや、感が研ぎ澄まされると、
今までよりも、相手の表情、声、仕草に対する気づきはもちろん、相手への質問や、かける言葉にも変化が起きていきます
気づけなかったものに、気づけるようになります
相手と周りを興味深く観察しているので、常に福祉美容の際はアンテナを張っている
例えば
「あれ?最近よくその言葉使っているな。」
「あれ?なんか今日いつもと違うな。声かけてみうか?」「触れてみようかな?」
「あれ?なんでそう言ったんだろう?」
よく患者さんや、お客様、関係者、ご家族を観察しているからこそ、少しの変化に気づきます。だからこそ、その日の相手にかける言葉が変わったり、相手が本当に求めているものを汲むことや、相手の大切にしている価値観や、相手が何を感じ、何を考えているのかを想像することができるのです。
スピリチュアルでも何でもなく、五感を育み、自分の第六感である感性を信じるからこそ、想像も、行動もより深く、的確に、進化させることが出来ます!ある意味妄想かも知れません😅
感じることに正解、不正解はありません。ですから体験、体感、感覚の3つを大切にすると、言葉でなくても、相手の感情を受け止めることや、受け流すことができると思います
当店にも認知症のお客様がいらっしゃいます。毎回、ご来店時に何回も同じ事を繰り返してお話しする方はいます。
しかし本人の感情を受け止められると何十回が初めてのように思えるようになります。
物事をどう捉えるかは自分次第!同じ環境でも心のありようで見え方は異なると信じてこれからも人財を創り出せるように頑張ろうと思います
実際に私と一緒に福祉美容をされたことがある方はわかると思います。
決して福祉美容は髪の施術だけではありません。
それだけはわかっていただきたいのと、この3つの項目はやってみないと気付きづらいです


