【福祉美容】一人一人の心に寄り添う美容。軽井沢研修レポート。

アロハ~

はじめまして!

当グループの講師を務めさせていただいております。

松下汰樹(マツシタタイジュ)です!

始めに、僕のことを簡単に自己紹介させていただきます。

現在、都内でフリーランスで美容師をしているかたわら、月に1~2度当グループメンバーと都内の病院に訪問美容を中心に活動させていただいております。

普段当グループでは、訪問美容先の病院での実技講習をうけにこられた理美容師さんに引率し、患者さんのカットをしながら現場での実体験のお手伝いをさせていただいております。

福祉美容歴は約2年。

美容師歴は今年で4年目と、当グループの他の講師メンバーと比べればキャリアは浅いですが、自身の鬱や発達障害などの経験から、同じような悩みを抱える方の何かしらの力になれればと思い、この活動をさせていただいております。

僕にとって福祉美容とは、さまざまな特性(個性)をもつ方々に触れ、自分以外の方はもちろんのこと自分自身を知れ、見つめなおすキッカケをくれるとても大切な存在です!

こんな僕ですが、今後すこしづつ日々感じたことを自分なりに発信させていただきたいと思っておりますので、目を通していただけますと幸いです。

では、僕の自己紹介も終わったところで、今回は2019年5月19~22日までに当グループで行なわれた軽井沢出張について、自身の感じたことを書かせて頂こうと思います。

はじめに

まず始めに福祉美容を僕が始めたキッカケについて書かせていただこうと思います。

遡ること約2年前のまだ当グループの発足前の今頃、僕はスタイリストデビューと同時にフリーランスの美容師として活動していました。

その当時はそれほど売上もなく、美容師のほかに深夜アルバイトをしながら生計を立てていました。

そんな時に、当グループ代表の石井さんの『向いていると思うから、体験に来てみないか。』という一声から、「少しでも生活の足しになれば」というとても安易な気持ちで始めたのがキッカケでした。

そんな安易な気持ちで体験当日を迎え、福祉病院でカットをしていました。

そこである高齢女性が僕のカットに大変喜んでいただき、しきりに『ありがとう』といいながら涙を流してくださいました。

その瞬間、僕はカミナリに打たれたというか、心に大きく響くものを感じました。

もしかすると認知症が進んでおり、ご自身の感情をうまく表現できていなかっただけだったのかもしれません。

ですが僕自身、自分のカットで涙を流すほど喜んでくださるといったことはそれまでなく、深く感動しました。

それからは月に一度、療養型病院にカットに行かせていただくようになり、福祉美容に対する考えも変わり、この活動を少しでも多くの人に知っていただくお手伝いをしたいと思うようになりました。

今では僕にとっての福祉美容とは、素直な自分と向き合える時間であり、美容師と患者さん(お客さま)という垣根をこえて1人の人として心で通じあうことができるものとなりました。

自分の美容師として、1人の人間としての初心を振り返れることができる大切な存在です。

こういった経緯から福祉美容を始め、今日まで活動させていただいておりました。

前フリが大変長くなりましたが、ここから今回の軽井沢研修について書かせていただこうと思います。

軽井沢研修1カ所目レポート

今回は、前回(2018年9月)の反響もあり、ありがたいことに、同じ系列のグループホーム(老人ホーム)2ヶ所で、主にカット、ネイル、メイク、マッサージをさせていただきました。

1ヶ所は、今回はじめてうかがう観光地でよく知られる、旧軽井沢銀座通りよりほど近いグループホーム。

規模はそれほど大きくなく、お寺を改装して十数名の高齢者の方々が共同で暮らされているようなグループホームです。

民宿のようないえば分かりやすいでしょうか?

前回うかがったグループホームは、規模も大きく、居住者さんの人数も約70人と多く、同じグループホームといっても様々なことが違いました。

そんななれない環境の中で、戸惑いながらもカット、ネイル、ネイル、マッサージの各担当に分かれながら自分の出来ることを精一杯させていただきました。

ご高齢者の方々も、最初はとまどっていたものの、最終的には皆さん喜んでくださり、すごくステキな笑顔をみせてくださいました。

軽井沢研修2ヶ所目レポート

そこから場所を移し、前回も研修させていただいたグループホームにうかがいました。

こちらはグループホーム用に作られた施設で、数十人のご高齢の方々が、それぞれの個室と共有スペースで共同生活されています。

こちらは新築の小学校のような建物といえば分かりやすいでしょうか?

施術させていただく方も多く、到着してすぐに準備をして早々に取りかかりました。

こちらは前回もさせていただいているので、戸惑うことなくすんなり施術に入ることができました。

前回させて施術させていただたご高齢者の方の顔もチラホラあり、また伺えたことに改めて嬉しさを感じながら施術させていただきました。

そんな思いを噛み締めながら施術をしていると、施設の職員さんから1人の女性高齢者の方が僕を呼んでいるということを知らされました。

僕を呼んでいると女性の元に向かうと、そこには前回伺った時に施術をさせていただき、そこから色々なお話をさせていただいた女性がいらっしゃいました。

なんでも前回の僕の施術や会話にとても喜んでいただき、またお話したいと思い覚えてくださったとのことでした。

僕自身もその女性のことを覚えており、「また次回もお話しましょうね!」と約束していたので、覚えてくださっていたことがとても嬉しかったです。

そこから施術をさせていただきながら、様々なお話をさせていただきました。

今回の研修のことや、最近の僕自身のこと、その女性の今まで歩んできた人生までのことと、本当に様々なお話をさせていただきました。

様々なお話を聞かせていただく中で、1つ印象に残っている言葉があります。

『何があっても強く生きていくしかない。』

生きていると、人それぞれ様々な出来事があり、全てがいいものとは限らない。

楽しいこともあれば、辛く苦しいこともある。

もしかすると辛いことの方が多いかもしれません。

だけど、時々やってくる楽しいことを信じて前を向き、『強く生きていかなくてはいけない。』

そんな事を嘘偽りのない言葉で、この女性が経験してきた言葉で教えてくださった、そんな気がしました。

そんな素敵な言葉をいただき、「また次回もお話しましょうね!」と約束を交わしてお別れしました。

最後に

今回の研修を経て、一美容師と福祉(訪問)美容先の一ご高齢様(お客様)という関係性ではありますが、そういった関係性を超え、すこしだけ心の部分で通じれたように感じました。

当グループの教訓であり、代表石井さんの大切にしている思いやりをもって接するという事の大切さを改めて感じることができました。

お会いすることがはじめてでも、そうでなくても、『思いやり』尽きるところ【心の部分】で繋がることが、なりよりも相手に喜んでもらう1番の秘訣だと思います。

それは何もサロンワークだけではなく、こう言った福祉美容の部分に違いはないのではないかと思います。

自分がありのままの素直な気持ちで相手に向き合い、思いやる。

そうすれば自然と相手もそういった気持ちで応えてくれる。

機械ではなく、私たち美容師が人である限りそういったものは変わらず、あり続けるのではないかと思いました。

今回はそういったことを感じる機会を、この研修を通して感じれることができました。

大変長くなりましたが、そういった思いに共感し、福祉美容に少しでもご興味がある方は、一度代表石井にご連絡ください。

http://laris.i-615ohana@kej.biglobe.ne.jp

最後までお付き合いありがとうございました!