社会人基礎力の必要性

アロハ🤙一気に梅雨明け…暑すぎてキツイおじさんです

最近もよく福祉理美容関連のご相談が増えています。

果たして人気なのか?それとも必要性を感じるからなのか?🤔

私自身の訪問理美容で根本的な考えは、ただ訪問理美容師さんを増やしたいとは正直思っていません。

人として、また美容師として、社会人として現代社会における知識をもち、人間性を向上させ値する方を仕事を通じフォローできる人財を増やしていきたいのです

ではそのような人財を共育する上で何が大切なことか?

社会人基礎力って何?

現在、日本は健康寿命が世界一の長寿迎えています。そして「人生100年時代」といわれ「社会人基礎力」がその重要性がますます増しております

「人生100年時代における社会人基礎力」「社会人基礎力」が学生から社会人への移行を目的としていたのに対し、こちらでは幅広い年代層を対象としています。子ども〜高齢者まで!

人生100年時代の社会人基礎力は、「これまで以上に長くなる個人の企業・組織・社会・地域との関わりの中で、ライフステージの各段階で活躍し続けるために求められる力」と思います

社会人基礎力が必要な理由

人生100年時代においては、「時代やライフステージに応じて、常に学び続け、自らを振り返りながら、必要なスキルをアップデートしていく」

このようなことが求められています。また、技術が飛躍的・非連続的に進歩している現代においては、専門的な知識やスキルが過去のものと認識されてしまうスピードが徐々に早まってきています

要するにインプットしたことは、アウトプットし伝えていく必要があるのではと?

あとでやる。いつかやる。これはやらないに等しいでしょう。ただし福祉訪問理美容では向き不向きが必ずあります

私も色々な人を見てきました。残念ながら不向きな方はたくさんいます。だからと言って無理にやる必要もないです

そんな環境下において、自らの能力を最大限発揮するため普遍的に求められる社会人としての基礎スキルが、社会人基礎力では!

専門スキルを発揮する上でもベースとなる人としての社会人基礎力は、こうした背景から、自らをアップデートしていく事の必要性は大切でしょう

さらに社会人基礎力が向上し、業務の成績がアップすることで、自分自身の業績も向上する可能性があると思います

前に踏み出す力(アクション)行動力

これは「一歩前に踏み出し、失敗しても粘り強く取り組む力」のことで、現実社会の仕事において、正解が1つに定まっているというケースは少ないです

試行錯誤しながら、自ら行動していく力を持った人材が必要とされています

臨機応変な対応力!これは一つ一つの積み重ね以外何もありません

失敗しても、他者と協力しながら、粘り強く取り組む力を身につけることは大事です

そのために必要な能力要素は以下の3つです。

主体性:物事に進んで取り組む力
働きかけ力:他人に働きかけ巻き込む力
実行力:目的を設定し確実に行動する力

自ら考え抜く力(シンキング)

これは「疑問を持ち、自ら深く考える力」のことです 疑問は次に繋がる一歩だと思っています

ものごとを改善していくためには、常に問題意識を持ち、課題を発見することが求められます

その上で、課題を解決するための方法やプロセスについて、十分納得いくまで考える自律的な思考力を身につけることが大切です

「考え抜く力」を手に入れるために、備えておきたい能力要素は下記の3つです。

課題発見力:現状を分析し目的や課題を明らかにする力
価値創造力:新しい価値を生み出す力
計画力:問題の解決に向けたプロセスを明らかにし準備する力

チームで働く力、組織力(チームワーク)

「多様な人々とともに、目標に向けて協力する力」のことで、職場や地域社会などでは仕事の専門化や細分化が進んでおり、個人として、また組織としての付加価値を創り出すためには、多様な人々との協働が必ず求められます

自分の意見を的確に伝え、意見や立場の異なるメンバーまで包括的に尊重したうえで、目標に向けてともに協力する力が必要なのです そのために磨いておきたい能力要素は下記の6つです。

発信力:自分の意見をわかりやすく伝える力
傾聴力:相手の意見を丁寧に聴く力
柔軟性:意見の違いや立場の違いを理解する力
情況把握力:自分と周囲の人々や物事との関係性を理解する力
規律性:社会のルールや人との約束を守る力
ストレスコントロール力:ストレスの発生源に対応する力

この部分をどのように自分に繋げていくのか?

私は一番大事にしています それは「地域」です

学び「何を学ぶか」?

これは「何を学ぶべきか自分自身で考え、学び続ける力を持つこと」です。

人生100年時代に向けて、自分の強みや弱みを把握し、スキルや経験を時代に合わせて常に磨き続けることが望ましいでしょう

その能力を発揮する力として「考え抜く力」が福祉訪問理美容でもいっそう重要となります

組合せ「どのように学ぶか」?

これは「さまざまな体験や経験の総量を増やし、自分の視野を広げて、自己の多様な体験・経験や能力と多様な人々の得意なものを組み合わせて、目的の実現に向けて統合すること」だと思います

この取り組みを外部と行っていく際に「チームで、またグループ、コミュニティで働く力」がよりいっそう重要になるとされています

目的「どう活躍するか」?

これは「自己実現や社会貢献に向けて行動すること」とされており、具体的な活躍の場を得るための行動が求められています。その行動を促すために「前に踏み出す力」がより重要でしょう🤙

若年層と中年層では、働き方やポジションに大きな違いがあります。学び・組合せ・目的というそれぞれの視点から自分を振り返ることで、積み重ねたキャリアを切り開くことができるでしょう

自分の能力の得意分野を伸ばし、不得意分野を改善すること

自分の社会人基礎力を把握したら、得意な分野を伸ばし、不得意な分野は改善できるように普段から意識して行動することです

社会人基礎力は、すぐ身に付くものではありません。日々一歩一歩積み重ねていくことが大切です

個人の能力育成を支援すること

人生100年時代の社会人基礎力においては、個人や組織も育成の担い手となることが求められているのでは?

そのための人財育成であり共育なのではないでしょうか?

私は他の福祉訪問理美容師さんよりは多少経験が豊富です

ですが福祉訪問理美容の世界も日々アップデートしています

私が始めた約30年前とはかなり違ってきました

ただ一つだけ変わらないものがあります

それは自分自身の【人間性】ではないでしょうか?

まずは現在の自分の能力を把握することで得意分野と不得意分野をはっきりさせ、改善に取り組むことで社会人基礎力を向上することが可能になるように思えてなりません🌈

疑問は成功と向上の近道だと感じます

疑問があれば聞く、調べるになります

疑問があっても口に出さなければ意味がないと長年、福祉訪問理美容に携わり一番感じた事の一つです